トップ > 乳酸菌の種類と効果 > LS1菌(ラクトバチルス・サリバリウス・TI2711株)の効果
LS1菌とは
LS1菌とは、口の中に存在する乳酸菌で、正式名称を「ラクトバチルス・サリバリウス・TI2711株」と言います。
善玉菌や悪玉菌というのは腸内にいるイメージが多いと思います。実際に腸内細菌は約100兆個も棲息しており、便通や免疫系に大きな影響を与えています。
しかし、実は腸内だけではなく、人体のいたるところに細菌はすんでいます。皮膚の常在菌もいれば、口の中の常在菌もいるのです。
そんな口腔内にすんでいる乳酸菌のひとつが、LS1菌です。この菌は、歯周病予防に役立ったり、口臭改善を助けたりする善玉菌であり、子供の頃から継続的に摂取することが可能です。
LS1菌が歯周病を予防する
LS1菌に期待できる効果はおもに3つあります。それは「虫歯予防」「歯周病予防」「口臭改善」です。
虫歯は、虫歯菌(ミュータンス菌)によって引き起こされます。甘いものを食べると、それに含まれるショ糖が歯に付着します。ミュータンス菌がそれを分解することで酸が発生して、その酸によって歯が溶けてしまうのです。
子供のころに授業などで、菌が歯をガリガリ削っている絵を見たかもしれませんが、実際には菌そのものは作用しておらず、菌がつくりだした酸が歯を溶かしているのですね。
歯周病と口臭には深い関係があり、歯周病にかかると口のニオイが強烈になる可能性があります。そのため、まずは歯周病を治療したり、予防したりすることがとても大事。
歯茎が下がって歯が大きく見えていたり、歯みがきのときに血が多く出たりする場合は、歯周病にかかっている可能性がありますので、歯医者に行くことをオススメします。
さて、口腔内には、腸から派遣されたIgA抗体(免疫グロブリンA)などの免疫システムがあります。
この抗体は口の中のほか、鼻や眼などの粘膜組織にもあり、これらの粘膜組織から病原菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぐために日々たたかっています。
この免疫の仕組みをいかすには、口腔内が健康である必要があります。つまり、虫歯菌や歯周病菌などの悪玉菌を減らして、LS1菌などの善玉菌を多くしておくということが必要なのです。
腸内と同じく、口腔内の細菌の全体の数は一定です。つまり、LS1菌などの善玉菌を増やすことができれば、虫歯菌のミュータンス菌や歯周病菌は減るということになります。
LS1菌は、2003年の試験によって代表的な歯周病菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌を殺菌することがわかり、また2013年にはジンジバリス菌を減少させることが臨床試験で確認されました。
参考 : 乳酸菌LS1の働きにより 約8割の被験者から歯周病菌の減少を確認
歯周病菌が減り、歯周病を予防することができれば、それによって起こる口臭も改善したり、未然に防いだりすることができます。
もちろん、LS1菌の摂取だけでなく、毎日の歯磨きなどによるプラークコントロールは重要ですが、歯や歯肉のケアと一緒に、LS1菌を継続摂取することが望ましいのです。
LS1菌を含む商品
LS1菌を含む商品は少なく、フレンテ・インターナショナルの「スーパークリッシュ」というタブレットが有名どころのようです。
スーパークリッシュにはLS1菌が高配合されているほか、フィンランドのキシリトール、水溶性食物繊維なども含まれており、歯にやさしいだけでなく清涼感もあるとのこと。
クリーンミント味、ヨーグルト味、ビルベリー味の3種類があり、オヤツ感覚で口に含むことができるのが良いところですね。
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